こんにちは。Enjoy IT Life管理人の仁科(@nishina555)です。
長い社会人生、ほとんどの人は退職や転職を経験することになるでしょう。
退職をするにあたり、退職日や最終出社日(最終出勤日)を決める必要があります。
人によってはたまっている有給休暇を消化する準備もあるでしょう。
しかし、退職はそこまで頻繁にするものではないので、退職の流れは意外とわからないものです。
今回はこのような疑問に答えていきたいと思います。↓
- たまってる有給休暇を消化したいんだけどどのタイミングですればいいの?
- 退職日と最終出社日って何が違うの?
目次
退職日は雇用契約が終了する日
退職日を境に会社の従業員ではなくなります。
従業員ではなくなるため、退職日のタイミングで社会保険や有給休暇などの従業員としての権利もなくなります。
ですので、有給休暇の消化や、保険証や社用パソコンなどの返却は退職日までに行う必要があります。
最終出社日は最後に出社する日
最終出社日は文字通り、最後に会社に出社をする日です。
ですので、『最終出社日 = 会社の従業員ではなくなる』というわけではありません。
退職日を迎えていない限り最終出社日の後でも従業員であり続けるため、最終出社日後に有給休暇を消化することも可能です。
有給休暇消化のタイミングについて
退職をするにあたり、有給休暇を消化する人が多いと思います。
もちろん有給休暇を消化せず、退職日を迎えることもできます。
しかし、有給休暇は従業員に与えられた権利ですので、残っている有給は退職日までに使い切ることをオススメします。
有給休暇を消化するにあたり気になるところが有給休暇を消化するタイミングです。
特に退職日や最終出社日との関係性などについても気になる人が多いのではないでしょうか。
そこで以下では有給休暇の消化のタイミングについて具体例をもとに説明をしたいと思います。
なお、具体的な日数などについては以下のようになっています。
- 退職日は5/31
- 有給休暇は10日残っている
最終出社日のあと、有給休暇を消化するケース
カレンダーのスケジュールは以下のようになります。
5/17に最終出社をし、月末までの期間を有給休暇にあてます。
最終出社日の後に有給休暇を消化する場合は、『最終出社日→有給休暇→退職日』という時系列になります。
5/31が退職日ですが、最終出社日の5/17が会社の人と会える最後の日なので、5/17に挨拶周りや仕事の引き継ぎなどを完了させます。
退職日を迎えるまでは会社の従業員ですので、最終出社日後の有給休暇消化中も会社の保険証が利用できます。
退職日に返却が必要なもの(会社の備品や保険証)は郵送などによって返却をします。
このケースの場合、有給休暇の消化後にわざわざ会社に1日だけ来る必要がないというメリットがあります。
一方で、有給休暇が長く残っている場合は退職日と最終出社日が離れるので退職の準備を計画的に行う必要があります。
- 最終出社日の後も会社には籍が残っている
- 有給休暇中も会社に籍がのこっているため、会社の保険証が利用できる
- 会社の保険証は有給休暇中に利用することも考え、退職日に郵送で返却するケースが多い
- 最終出社日が退職日よりも前倒しになるので退職準備は計画的におこなう
有給休暇を消化した後、最終出社日を迎えるケース
この場合、最終出社日が退職日になります。
カレンダーのスケジュールは以下のようになります。
退職日に挨拶回りや保険証の返却などを行います。
退職日に出社をするので、退職日に仕事ができますが、実質的な最後の勤務日は有給消化の直前の5/16になると思います。
このケースの場合、最終出社日に挨拶周りと退職の手続きをまとめてできるというメリットがあります。
一方、有給休暇の消化後に1日だけ出社することになるので、退職日当日は若干手持ち無沙汰になりがちです。
ちなみに、ぼくもこのケースで退職をした経験があります。
1ヶ月近く有給休暇を消化した後だったので仕事も特にできることがなく、事務手続きなどを終わらせてからは挨拶周りくらいしかすることがなく手持ち無沙汰ではありました。
逆に、挨拶周りをする人がたくさんいる人の場合は、こちらのケースのほうがいいかもしれないですね。
- 退職日に挨拶周りや退職手続きをまとめて行うことができる
- 退職日に出社するので、保険証の返却などを郵送でする必要がない
- 実質の最終勤務日は有休休暇消化前になるので、退職日は手持ち無沙汰になりがち
まとめ
以上で退職日と最終出社日の違い、有給休暇の消化方法について説明をしました。
退職をするにあたり、有給休暇の消化意外にも上長への報告や退職届の提出などを行う必要があります。
自分の経験をもとにした、具体的な退職までの手順は以下の記事を参考にしてください
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