【無料】開業freeeでサクっとフリーランスエンジニアの開業届を提出してみた

働き方

こんにちは。Enjoy IT Life管理人の仁科(@nishina555)です。

個人事業主として活動するにあたり、まずやることのひとつに『開業届の提出』があります。

開業届の概要については以下の記事で紹介しました。

開業届にはなにを書く?開業届を提出するまでの流れを理解しよう

2019年3月19日

記事でも紹介をしましたが、開業届を提出するまでの大まかな流れは以下のようになっています。

開業届を提出する流れ
  1. 申し込み用紙を手に入れる
  2. 開業届(および関連書類)に必要事項を記入する
  3. 管轄の税務署へ提出する

しかし、このような不安もあるのではないでしょうか。↓

  • 具体的にはどういったことを記入すればいいの?
  • 開業届以外に提出が必要な書類ってなにがあるの?
  • 開業届を提出する税務署ってどこなの?

freeeが提供する無料のサービス、開業freeeを利用すると上記であげた点について気にすることなくスムーズに開業準備を進めることができます。

今回、ぼくがフリーランスエンジニアとして開業届を提出するにあたり開業freeeを利用したので、開業freeeの使い方について実例をもとに紹介したいと思います。

開業freeeとは

まずはじめに開業freeeの概要について紹介をします。

開業freeeとはfreeeが提供するサービスの1つで、開業に必要な開業届や青色申告承認申請書の作成をWeb上で簡単に作ることのできるものです。

具体的には、下記の書類を開業freeeで作成することができます。

開業freeeで作成できる書類
  • 個人事業開業・廃業等届出書
  • 所得税の青色申告承認申請書
  • 青色専従者給与の関する届出書
  • 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
  • 給与支払い事務所等の開設・移転・廃止届出書

なお、freeeでは開業freeeを含め、以下のようなサービスを提供しています。

freeeで提供されているサービス
  • 会計freee(個人事業主向け)
  • 会計freee(法人向け)
  • 人事労務freee(法人向け)
  • 会社設立freee(法人向け)
  • 開業freee(個人事業主向け)

このうち、会社設立freeeと開業freeeは完全無料で利用できるサービスとなっています。

開業freeeの使い方

ここからは開業freeeの使い方について順をおって説明します。

freeeにログインする

まずは開業freeeのサービスを利用するにあたり、freeeにログインをする必要があります。
freeeのアカウントがすでにある場合とない場合で手順が少しだけ違うのでそれぞれ紹介します。

はじめてfreeeを利用する場合

はじめてfreeeを利用する場合はまずfreeeのアカウントを作成します。

freeeのアカウントを作成することで開業freeeだけでなく、会計freeeなどfreeeのサービスを利用できるようになります。

まず、開業freeeの『今すぐ開業準備を始める』を押します。

開業freeeのトップ画面。今すぐ開業準備をはじめる

ボタン選択後、以下のようなアカウント作成画面に遷移します。メールアドレスもしくはソーシャルアカウント連携を利用してfreeeのアカウントを作成します。
アカウト作成後、開業freeeのサービスページへ移動します。

新規アカウント作成ログインフォーム

すでにfreeeのアカウントがある場合

すでにアカウントがある場合は開業freeeの『ログイン』を押します。

開業freeeトップ。ログインボタンの画面

ボタンを押すと、以下のようなフォーム画面に遷移するので、freeeのアカウント情報を入力してログインします。

既存ユーザーログインフォーム

ログイン後、人によっては開業する事業所を選択する場合があるので、適切なものを選択しましょう。
ぼくの場合は、過去に白色確定申告で利用した事業所のデータが表示されていました。

事業所の選択

開業届を質問形式で作成する

ログイン後、開業freeeのサービスを利用できます。
開業freeeでは『準備』『作成』『提出』の3ステップで開業届を作成します。

『提出』に関しては作成された開業届の提出方法が記載されているだけですので、開業届の作成は実質『準備』と『質問』の2ステップだけです。
開業届の内容は質問形式で作成していくことになります。

ここからはそれぞれのステップについて紹介していきます。

ステップ1. 準備

開業freee準備

まず、開業届を作成するために必要な情報を入力します。

『準備』では以下の質問に回答します。

『準備』の質問項目
  • 仕事の概要
  • 事業開始の予定日
  • 収入の目安
  • 仕事場所(自宅、事務所など)
  • 従業員や家族への給与支払い予定

実際に書類を書くときに困りそうな『職業』や『事業の概要』ですが、開業freeeeを利用する場合、一覧から選択できるので特に悩む必要がありません。
例えば、フリーランスエンジニアの場合であれば『ITサービス・ソフトウェア開発』を選びます。

事業を複数行なっている場合ですが、税務署の方に確認したところ『全部書くのが丁寧。しかし、メイン事業がある場合はメインの事業のみの記載でも問題ない』との回答をもらいました。

ぼくはエンジニア業がメインの事業になるのですがブログ運営なども行なっているため、事業内容は『ITサービス・ソフトウェア開発(メイン)、インターネットビジネス』というように記述しました

ステップ2. 作成

開業freee作成

『作成』では以下の質問に回答します。

『作成』の質問項目
  • 屋号
  • 申請者の情報
  • 収入(所得)の種類
  • 確定申告の種類

屋号は任意ですので、未入力でも問題ありません。

確定申告の種類は『青色申告65万円控除(複式簿記)』『青色申告10万円控除(簡易簿記)』白色申告』の3つから選びます。
開業freeeでは確定申告の種類によってどれだけお得になるかも表示してくれます。

確定申告の種類でお得さが変わる

確定申告は会計freeeをはじめとするクラウド会計ソフトのおかげでとても簡単になってきているので、『青色申告65万円控除(複式簿記)』がオススメです。

ステップ3. 提出

開業freee提出
提出先の税務署は開業届の情報をもとに自動で選択されます。ですので、どこの税務署に提出すればいいか調べる必要はありません。

提出書類は質問の回答をもとに、PDF形式の書類が自動で作成されます。
開業届以外の関連書類もあわせて作成してくれるので書類の抜け漏れを防ぐことができます。

回答に応じて必要提出書類をまとめて作成

作成された書類を印刷後、印鑑の捺印やマイナンバーの記載をして税務署へ提出をします。
なお、印刷後に追記が必要な項目はPDFファイルに記載されていますので、特に悩むことはないでしょう。

印刷プレビュー1ページ目

税務署へ開業届を提出する

開業freeeで作成した書類を印刷し、税務署へ提出します。

開業届を税務署へ提出する方法は『税務署に行って直接提出する方法』と『税務署へ郵送する方法』の2つがあります。
ぼくは郵送で開業届を提出したので、ここでは『税務署へ郵送する方法』について紹介します。

開業届を郵送で提出する場合は、提出書類の他に書類の控えと返信用封筒も同封する必要があります。

返信用の封筒には切手を貼り、自分の宛先を書きます。敬称は『行』とします。

返信用封筒

今回は返信用・送付用それぞれ長形3号(A4判横三つ折り)の封筒を利用しました。
返信封筒は以下のような感じの三つ折りにするといい感じで同封できます。

返信用封筒は三つ折りにする

送付用の封筒ですが、開業freeeeでは自動で宛先を作成してくれるので、これを利用しました。

開業freeeで自動作成される宛先を封筒に貼り付ける

今回ぼくが提出した書類は以下になります。

今回提出した書類一覧
  • 開業届
  • 青色申告承認申請書
  • 開業届(控)
  • 青色申告承認申請書(控)
  • 返信用封筒

定形郵便物の切手の料金は以下のようになっています。1

重さ 料金
25g以内 82円
50g以内 92円

今回は封筒の重さが合計で27.4グラムだったので、送付用封筒には92円切手(82円 + 10円)、返信用封筒には82円切手を利用しました。

開業届と青色申告承認申請書を郵送する場合は送付用の封筒には92円切手を利用したほうが確実かもしれません。

封筒の重さの合計は27.4グラム

あとは郵便ポストに入れれば開業届の提出は完了です。

まとめ

以上で開業freeeを利用した開業届の提出方法の紹介を終わります。

開業準備というと大変そうなイメージがあったのですが、開業freeeを利用したこともありとても簡単でした。
特に、開業freeeを使えば開業届以外に提出の必要な書類もまとめて作成してくれるため、提出漏れの心配をしなくていいので安心ですね。

開業freeeは無料で利用できるサービスなので、開業届を提出する予定がある方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

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