フリーランスの年金手続き方法は?会社員との年金制度の違いから解説

保険

こんにちは。仁科(@nishina555)です。

フリーランスや自営業を考えている方は国民年金加入の手続きが必要になります。

しかし、会社員は年金についてそこまで調べる機会もないので、そもそもフリーランスと会社員の年金制度の違いについてよく理解できていない人も多いのではないでしょうか?

今回は職種ごとに年金制度がどうなっているか、フリーランスになるためにはどのような手続きをすればいいのかについて説明をします。

年金制度の全体像と各年金の解説については以下の記事を参考にしてください。

フリーランス準備!日本の年金制度と年金の種類について理解しよう

2018.06.08
こんな人にオススメの記事です
  • 年金制度の全体像を理解したい
  • 職種ごとの年金について理解したい
  • フリーランスの年金手続きについて知りたい

フリーランスの年金

フリーランスの場合は国民年金に加入し、自己負担で保険料を納めます。

フリーランスが加入必須の保険は国民年金のみです。

フリーランスの年金制度には付加年金というものが存在します。
付加年金に加入し、国民年金の保険料を上乗せすることで将来給付される年金を増やせます。

国民年金(1階部)だけでは将来が不安という人のために国民年金基金個人型確定拠出年金の制度が存在します。

サラリーマンの年金

サラリーマンは厚生年金に加入し、給料(標準報酬月額)をもとに算出さた保険料の半額を自己負担します。
サラリーマンの国民年金は厚生年金の支払いに含まれているため、サラリーマン自身は国民年金の支払いをきにする必要がありません。

企業によっては企業年金と呼ばれる公的年金を上乗せする第3階部分に相当する年金の制度が存在します。

企業年金には確定給付企業年金企業型確定拠出年金の2種類が存在し、従業員は指定された制度に加入します。

企業年金が存在しない場合、個人型確定拠出年金に加入することも可能です。

公務員の年金

公務員もサラリーマン同様に厚生年金に加入し、厚生年金の支払いから国民年金の保険料を納付しています。

厚生年金は今まで企業に勤めている人のための年金として存在し、公務員のための年金には共済年金というものが存在していました。
しかし、平成27年10月から被用者年金が一元化され、企業勤めの人も公務員の人も厚生年金に加入することになりました。

公務員の場合、公務員にのみ適用される年金払い退職給付という制度が存在します。
保険料を積み立てることで半分は終身年金として給付され、残りの半分は有期年金(10年もしくは20年)で給付されます。

サラリーマンからフリーランスになったら年金はどうする?

サラリーマン(もしくは公務員)の時には厚生年金に加入しており、厚生年金の保険料から国民年金が支払われていました。
しかし、フリーランスになると厚生年金がなくなるため、自分で国民年金を支払わないといけません。

そのため、フリーランスになる人は国民年金の加入手続きが必要になります。

なお、公的医療保険では会社で加入していた健康保険を引き続き利用する任意継続という制度がありましたが、年金制度においては継続という概念はありません。
そのため、退職したタイミングで厚生年金は強制的に退会となります。

健康保険の任意継続については以下の記事を参考にしてください

国民健康保険と任意継続の比較!フリーランスはどちらがお得?【具体例あり】

2018.06.03

国民年金への切り替え自体は実は退社のタイミングで自動的に行われます。
しかし、手続きを行わないと意図せず未納月が発生する可能性があります。

国民年金に未納が存在すると障害年金や遺族年金がもらえないなどのデメリットが発生するため、国民年金への切り替えは忘れないようにしましょう。

手続きの詳細は以下の通りです。

手続きの期限 14日以内
切り替え申請先 住んでいる市区町村の役所
手続きの際に必要なもの
  • 年金手帳または基礎年金番号通知書
  • 被用者年金制度の資格喪失日を証明できるも
    (退職証明書・離職票など)
  • 身分証明書

まとめ

今回は職種別の年金制度と、国民年金の切り替え方法について説明をしました。

年金には色々な種類がありますが、もっとも大切なことは退職したら国民年金の切り替え手続きを必ずするということです。

また、フリーランスになると加入する年金が国民年金のみになるので、老後のために他の年金制度を上乗せしたり資産運用を行ったりしておくといいでしょう。

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