- 縦型洗濯機からドラム式洗濯機に変えたらQOL注めっちゃあがったわー
- ドラム式洗濯機にしてからいつでも乾燥したてのホカホカな洋服がきれて最高!
ドラム式洗濯機を実際に購入した人からこんな感想を聞いたことはありませんか?
こんにちは。Enjoy IT Life管理人の仁科(@nishina555)です。
生活を便利にするグッズはいろいろとありますが、その中でもドラム式洗濯機は『買ってよかったもの』ランキングの上位に位置するものだと思います。
しかし、ドラム式洗濯機は一般的な縦型洗濯機と比較すると価格が高かったり、縦型洗濯機よりも大きいので設置場所のサイズをきちんと調べないといけなかったりします。
そのため、なかなか購入に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。
ぼくも「ドラム式洗濯機があれば天気に左右されず洋服を干せるし、洗濯する時間も節約できるなー」と思っていたわけですが、「ドラム式洗濯機って一人暮らしの部屋にも置けるの?一人暮らし用のドラム式洗濯機って結局どれがいいの?」といった疑問が解消されず、長いこと縦型洗濯機を使い続けていました。
そこで今回は、ドラム式洗濯機に買い換えたいと思っている一人暮らしの人向けにドラム式洗濯機を選ぶ時のチェックポイントと、オススメのドラム式洗濯機について紹介をしたいと思います。
- 洗濯を干すのが面倒、洗濯にかける時間を短縮させたいと思っている人
- ドラム式洗濯機を選ぶ際のポイントについて知りたい人
- ワンルーム・1Kでも設置可能なドラム式洗濯機を探している人
ドラム式洗濯機の概要、メリット・デメリットについて
まずはドラム式洗濯機の概要について紹介をしたいと思います。
普段よく目にする洗濯機は縦型洗濯機と呼ばれています。縦型洗濯機はたっぷりの水の中で衣類と衣類を擦り合わせる『もみ洗い』方式で洗濯を行います。
一方、ドラム式洗濯機は少ない水に対して衣類を持ち上げて落とす『たたき洗い』方式で洗濯を行います。
ドラム式洗濯機では衣類同士がぶつかり合わないため、衣類を傷めることなく洗濯できるというメリットがあります。また、水の使用料が少ないため節水効果も期待できます。
しかし、固形物等のガンコな汚れを落とすという洗浄力の面においては縦型洗濯機のほうがドラム式洗濯機よりも優れていると一般的にいわれています。
そして、ドラム式洗濯機の一番のメリットはなんといっても圧倒的な乾燥力でしょう。
乾燥機能の付いている縦型洗濯機もありますが、ドラム式洗濯機の場合はドラムを回転させながら衣類全体を乾燥できるため、乾燥力では圧倒的にドラム式洗濯機のほうが上です。
ですので、ドラム式洗濯機は「洗濯を干す時間がもったいない」「天気に左右されずに洗濯を乾燥させたい」という方に向いている洗濯機といえます。
ドラム式洗濯機を選ぶ際のチェックポイント
ここからはドラム式洗濯機を選ぶ際のチェックポイントについて紹介をしたいと思います。
ドラム式洗濯機を選ぶ際のチェックポイントをまとめると以下のようになります。
- 本体のサイズ
- 洗濯容量
- 扉の開く向き
- 乾燥機能の種類
- 運転音
以下ではそれぞれのポイントについて紹介をしていきたいと思います。
本体のサイズ: ワンルームや1Kならコンパクトなサイズのものを選ぶといい
一人暮らしなど、狭い家に住んでいる人がドラム式洗濯機を購入する場合に一番チェックする必要のあるポイントです。
ほとんどのドラム式洗濯機は一般的な縦型洗濯機と比べると大きいです。
特にドラム式洗濯は縦型洗濯機とは違い、扉を開く構造になっているため十分な奥行きを確保する必要があります。
ですので、ドラム式洗濯機を置く予定の場所に十分なスペースがあることを事前に確認しましょう。
特にチェックしておいたほうがいい箇所は以下の部分です。
- 防水パンの幅
- 搬入経路の幅
- 床から蛇口までの高さ
- 設置場所の奥行き
サイズを気にする人のためにコンパクトなドラム式洗濯機も登場しています。
コンパクトさをウリにしているドラム式洗濯機の場合、『一般的な防水パンでも設置可能』といったキャッチコピーが書かれているケースが多いです。
もしドラム式洗濯機のサイズが気になるようでしたら、一般的な防水パンでも設置が可能なのかという観点で探してみるとよいでしょう。
洗濯容量: 大きく分けて7.0kg程度のものと10.0kg程度のものがある。一人暮らしなら前者がオススメ
ドラム式洗濯機の洗濯容量は大きく分けて7.0kg程度のものと、10.0kg程度のものの2種類があります。
1日に洗濯する衣類の重さは1人あたり1.5kgと言われています。1
一人暮らし向けの縦型洗濯機の洗濯容量はだいたい6.0~7.0kgくらいですので、一人暮らしであれば洗濯容量は7.0kgあれば十分でしょう。
もし、すでに洗濯機をお持ちの方は今使っている洗濯機の洗濯容量を確認してみるのもいいでしょう。
扉の開く向き: 右開きと左開きが用意されているのできちんと購入前に確認する
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機と違い、扉の開く向きという概念があります。
どちらの向きに扉が開くかはドラム式洗濯機の型番号で分かるケースが多いです。
例えば、型番にR(Right)やL(Left)の頭文字が記載されており、型番をみることで区別することができます。
各種ドラム式洗濯機には右開き・左開きのタイプが用意されているので、購入する際はきちんと確認をするとよいでしょう。
乾燥機能の種類: 大きく分けてヒーター式とヒートポンプ式の2種類がある
ヒーター式はヒーターを熱して温風を送ることで衣類を乾燥させる方式です。ちょうどドライヤーで髪の毛を乾かすイメージです。
ヒーター式は従来からある主流の乾燥方式であるため、後述するヒートポンプ式と比較すると本体価格が安いというメリットがあります。本体重量も軽量なものが多いです。
ヒーター式では乾燥時に発生した水蒸気を水分として排出するために冷却水を使用します。そのため、水道代がかかるというデメリットがあります。
また、80度近くの高温で乾燥をするため、乾燥中は扉を開閉できない・衣類が傷みやすい・ヒートポンプ式に比べると電気代がかかるなどのデメリットもあります。乾燥時間もヒートポンプ式と比べると長時間になる傾向があります。
ヒートポンプ式は空気中の熱エネルギーを利用して少ない電力で乾燥させる省エネな方式となっています。エアコンなどでも取り入れられている方式です。
ヒートポンプ式はドラム式洗濯機内のヒートポンプの熱を利用することで衣類を除湿乾燥させます。
乾燥中に冷却水を利用する必要がなく、空気中の熱を利用した方式となっているため、ヒーター式と比較すると水道代・電気代ともに節約できるメリットがあります。
また、乾燥時の温度も65度前後と比較的低くなっているため、乾燥中に扉の開閉が可能・衣類を傷める心配が少ないなどのメリットもあります。
一方で、高機能な分ヒーター式に比べると本体価格が高い、本体のサイズが大きいなどのデメリットがあります。
両者の方式をまとめると以下のようになります。
ヒーター式 | ヒートポンプ式 | |
本体価格 | 安価 | 高価 |
本体サイズ | コンパクト | 大きめ |
乾燥時間 | 長め | 短め |
光熱費 | 高め | 安め |
衣類の傷み | 傷みやすい | 傷みにくい |
運転音: 深夜に利用する場合は要確認
縦型洗濯機であれば洗濯が終わったタイミングで衣類を外に干す必要があるので、洗濯が終わるまで待つ必要があります。
しかしドラム式洗濯機の場合、洗濯と乾燥の両方をしてくれるため、わざわざ洗濯が終わるのを待つ必要がありません。
ですので、寝ている間にドラム式洗濯機を回しておいて朝起きたタイミングで乾燥まで終わらせるという使い方も可能です。
運転音の大きさはドラム式洗濯機の仕様を調べればわかるので、もし深夜にもドラム式洗濯機を利用することを考えている場合は運転音がしずかなモデルを選ぶとよいでしょう。
一人暮らしにオススメなドラム式洗濯機一覧
ここまででドラム式洗濯機を選ぶ際のチェックポイントについて紹介をしました。
以上を踏まえて、一人暮らしの方にオススメのドラム式洗濯を紹介したいと思います。
今回は『一般的な防水パンに設置できる』『乾燥機能がある』という条件を満たしたドラム式洗濯機をピックアップしました。
2019年7月現在、この条件を満たすドラム式洗濯機は『シャープのES-S7D』か『パナソニックのCubleシリーズ』のほぼ二択となっており、どちらかを選んでおけば間違いありません。
ES-S7D(シャープ)
メーカー | シャープ |
洗濯容量 | 洗濯7.0kg/乾燥3.5kg |
乾燥タイプ | ヒーター式 |
運転音 | 洗い24dB/脱水39dB/乾燥36dB |
特徴 |
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スペック | SHARP『ES-S7D』 |
ES-S7Dはシャープから販売されている洗濯容量が7.0kgのドラム式洗濯機です。
扉の向きは『-WL (ホワイト系・左開き)』『-WR (ホワイト系・右開き)』のように型番の後ろを見ればわかるようになっています。
同じシリーズで過去に販売されたものとして、2018年モデルのES-S7C、2017年モデルのES-S7Bなどがあります。
ES-S7Dの一番の特徴はその圧倒的なコストパフォーマンスです。乾燥機能付きドラム式洗濯機の中では最も安価なうちのひとつとなっています。
「高機能じゃなくててもいいので、とにかく乾燥機能付きのドラム式洗濯機が欲しい」という方に特にオススメです。
また、運転音を抑えるDDインバーターを搭載しているため、とても静かという点も特徴となっています。運転音は24dB ~ 39dBとなっています。
どれだけ静かかというと、日本騒音調査ソーチョーの『騒音値の基準と目安』の資料によると『木の葉のふれあう音(20dB) ~ 図書館(40dB)』レベルの静かさといえます。
ですので、深夜にドラム式洗濯機を利用しようと考えている方にもオススメです。
ちなみに、ぼくもES-S7Dを利用しております。購入の様子は『Amazon『大型家具・家電おまかせサービス』で縦型洗濯機からドラム式洗濯機に買い換えた話』で紹介しているので興味のある方はご覧になってください。
- 洗濯・乾燥が静かなドラム式洗濯機を探している
- 安い値段で乾燥機付きのドラム式洗濯機が欲しい
Cuble NA-VG730(パナソニック)
メーカー | パナソニック |
洗濯容量 | 洗濯7.0kg/乾燥3.5kg |
乾燥タイプ | 低温風パワフル乾燥 |
運転音 | 洗い32dB/脱水42dB/乾燥46dB |
特徴 |
|
スペック | Panasonic『NA-VG730』 |
Cubleシリーズはパナソニックから販売されているコンパクトでスタイリッシュな見た目が特徴のドラム式洗濯機です。その中でもNA-VG730はもっともコンパクトなモデルとなっています。
右開きはNA-VG730R、左開きはNA-VG730Lとなっています。
また、Cubleシリーズは乃木坂46の白石麻衣さんが乃木坂工事中の番組企画で購入したことでも有名なドラム式洗濯機でもあります。
乾燥の方式は低温風パワフル乾燥というものを採用しています。
低温風パワフル乾燥はヒーターの加熱により乾燥をおこなう方式のため、原理としてはヒーター式と似ています。
しかし、ヒーター式よりも低温で乾燥を行うため衣類が傷みにくい、ヒーター式とは違い乾燥時に冷却水を利用しないので水道代の節約になるといったメリットがあります。2
また、『泡洗浄』『温水機能』など、衣類の汚れをしっかり落とす機能が充実している点も特徴となっています。
まとめると、Cubleシリーズは『ヒーター式の乾燥による衣類の傷みやすさ』や『ドラム式洗濯機の洗浄力の弱さ』といったドラム式洗濯機が抱えるデメリットをカバーしたものといえます。
「洗浄力がしっかりあるドラム式洗濯機がいい」「オシャレなデザインのドラム式洗濯機がいい」「衣類を傷めることなく乾燥させたい」という方に特にオススメです。
- 洗浄力を兼ね備えたドラム式洗濯機が欲しい
- オシャレなデザインのドラム式洗濯機を探している
- ドラム式洗濯機の乾燥機能で衣類が傷んでしまうのが心配な方
Cuble NA-VG2300(パナソニック)
メーカー | パナソニック |
洗濯容量 | 洗濯10.0kg/乾燥5.0kg |
乾燥タイプ | 低温風パワフル乾燥 |
運転音 | 洗い32dB/脱水42dB/乾燥46dB(低騒音モード時 42dB) |
特徴 |
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スペック | Panasonic『NA-VG2300』 |
CubleシリーズではNA-VG730のほか、NA-VG1300とNA-VG2300の合計3つのモデルを展開しております。(ちなみに乃木坂46の白石麻衣さんが購入したのはNA-VG1300です。)
NA-VG2300はCubleシリーズの最上位モデルのドラム式洗濯機です。
NA-VG730の洗濯容量は7.0kgとなっており、NA-VG1300とNA-VG2300は洗濯容量は10.0kgとなっています。
Cubleシリーズはコンパクトな作りの製品となっているため、10.0kgのモデルでも一般的な防水パン上でも収納可能なサイズとなっています。
そのため、NA-VG2300は洗濯容量が10.0kgもありますが、一人暮らしの部屋でも利用することが十分可能です。
ですので、「一人暮らしだけど洗濯する量が多い」「家族で住んでるけど家が狭いのでコンパクトなドラム式洗濯機が欲しい」という方にオススメとなっております。
NA-VG2300はCubleシリーズの最上位モデルということもあり、値段こそ多少張りますが、『外出先から洗濯の設定ができるスマホ連動機能』『低騒音モード』『液体洗剤・柔軟剤の自動投入』など、NA-VG730にはなかった便利な機能がたくさんあります。
NA-VG2300であれば、衣類さえドラム式洗濯機の中に入れておけば、スマホ連動機能と洗剤の自動投入機能を利用していつどもどこでも洗濯を開始することができます。
そのため、「帰宅時間が不規則だけど、家に帰ったタイミングで洗濯と乾燥が終わっている状態にしておきたい!」といった方のニーズにも答えることができます。
なお、Cubleシリーズの3つのモデルの詳しい比較はこちらから確認できます。
ちなみに、今回紹介しなかったNA-VG1300ですが、こちらはNA-VG2300の廉価版の位置付けとなっております。機能自体はNA-VG2300と違いはなく、本体のカラーと静電タッチパネルの有無だけが異なります。
- コンパクトかつ高機能なドラム式洗濯機が欲しい
- 洗濯量・乾燥量を十分に確保したい
まとめ
以上でドラム式洗濯機の選ぶためのチェックポイント、一人暮らしの方にオススメのドラム式洗濯機の紹介を終わります。
ドラム式洗濯機を選ぶ際のチェックポイントは以下のようになります。
- 本体のサイズ
- 洗濯容量
- 扉の開く向き
- 乾燥機能の種類
- 運転音
一人暮らしの方にオススメのドラム式洗濯機の一覧は以下のようになっています。
- コストパフォーマンス・運転音を重視 →『ES-S7D(シャープ)』
- 洗浄力・衣類の傷めにくさ・デザインを重視 → 『Cuble NA-VG730(パナソニック)』
- 高機能・大容量を重視 → 『Cuble NA-VG2300』
ドラム式洗濯機を購入しようと考えている方の参考になればと思います!
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