localhost以外のホスト名でローカル環境に接続する方法

インフラ

http://localhostで接続するローカル環境のアプリケーションへ、localhost以外のホスト名でアクセスできるようにする方法について紹介します。

方法1: ローカル環境の『/etc/hosts』で任意のホスト名を127.0.0.1に割り当てる

localhostとは127.0.0.1を指すホスト名です。ですので、127.0.0.1に任意のホスト名をマッピングすることでlocalhost以外でローカル環境に接続できます。

例えばhttp://api.local.example-dev.comでローカル環境にアクセスする場合は以下のようになります。

etc/hosts

# 以下を追加する
127.0.0.1   api.local.example-dev.com

方法2: DNSサービスでサブドメインを127.0.0.1に割り当てる

独自ドメインを取得している前提の方法です。
AWSのRoute53やムームードメインのムームーDNSをはじめとしたDNSサービスを利用してサブドメインに127.0.0.1を割り当てることで、サブドメインをローカル環境のホスト名にできます。ドメインを特定のIPアドレスに割り振るためAレコードとして登録します。

例えばexample-dev.comというドメインを取得していた場合、api.local.example-dev.comでローカル環境にアクセスする設定は以下の通りです。

なお、アスタリスクはワイルドカードを意味する正規表現です。正規表現の利用可否は各DNSサービスで確認してください。

最後に

Twitter(@nishina555)やってます。フォローしてもらえるとうれしいです!

参考資料