【具体例あり】スマートフォンを安く買うならSIMフリーx格安SIMの組み合わせがいい理由

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こんにちは。Enjoy IT Life管理人の仁科(@nishina555)です。

スマートフォンを買い換えるとき、できるならなるべく安く済ませたいですよね。
ただ、格安SIMMVNOSIMフリーなど色々な用語が飛び交っていて結局どうやって買うのがお得なのかイマイチわかりにくいです。

docomoでスマートフォンを買うと本体が割引されるみたいだけど月額料金は格安SIMってやつのほうが安いみたいなんだよなー
AppleでもauでもiPhoneって売ってるけどなにが違うの?どっちがお得なの?
↑こんな風に思っている人は多いのではないでしょうか。

結論をさきにいうと、スマートフォンを購入する場合は『格安SIMを契約し、SIMフリー(もしくは格安SIMに対応したキャリア)のスマートフォンを別途購入する方法』が一般的には安くすむ方法とされています。

今回はスマートフォンの購入に関する基礎知識や、購入方法の違いによって実際にどれくらい金額の差がうまれるのか具体例をもとに説明したいと思います。

今回話すこと
  • スマートフォンの購入方法について
  • キャリアとMVNO(格安SIM)の違いについて
  • スマートフォンがどれだけ安くなるのか具体的な金額

スマートフォンを買う前に知っておきたい基礎知識

スマートフォンを安く買うためにはスマートフォンに関する基礎知識が必要になってきますので、はじめに用語や考え方などについて説明をします。

スマートフォンを安く買いたいなら『月額料金+本体代金』の総額で考える

当たり前ですが、スマートフォンは本体を購入したら終わりではなく、月々料金が発生します。
ですので、『スマートフォンを安く買う = スマートフォンの本体を安く買う』ではありません。

スマートフォンの本体の価格だけを気にするのではなく、自分がスマートフォンを利用する期間のトータルでかかる金額を意識しましょう。
一般的には2年くらいがスマートフォンの買い換えの周期なので、『24ヶ月分の月額料金 + 本体代金』の金額を目安に比較をするといいでしょう。

スマートフォンの契約先は大きく分けてキャリアとMVNOの2種類がある

キャリアとはスマートフォンをはじめとするモバイル端末で利用される通信回線を所有している企業のことを指します。

具体的にはNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクのことを指します。総称して3大キャリアなどとも呼ばれています。

キャリアはそれぞれ独自の通信回線を所有しているため、通信が安定しているのが特徴です。
なお、MNO(移動体通信事業者 Mobile Network Operator)もキャリアのことを指します。

MVNO(仮想移動体通信事業者 Mobile Virtual Network Operator)とは独自で通信回線を持つのではなく、キャリアの通信回線を借りることでサービスを運営している企業のことをいいます。

具体的にはmineo、DMMモバイル、LINEモバイルなどがMVNOにあたります。

MVNOは独自で通信回線を持っておらず維持費が低いため、スマートフォンの月額料金がキャリアと比較すると安いのが特徴です。

キャリアとMVNOの特徴には以下のようなものがあります。

キャリアとは
  • 独自の通信回線を所有する通信業者
  • 実店舗が多いなどサポートが充実している
  • 運用コストが高いため、スマートフォンの月額料金も高くなりがち
  • 通信回線が安定している
MVNOとは
  • キャリアの通信回線を借りることでサービスを運営する企業
  • 運用コストをおさせることで、スマートフォンの月額料金の安さを実現
  • 通信回線が混み具合に応じて通信速度が遅くなることもある

キャリアとMVNOの概要

参考: 格安SIMとMNVOとの違いは?

格安SIMという言葉を聞いたことがある人もいると思います。

MVNOでは契約するとSIMカードがもらえ、それをスマートフォンに挿し込むことでMVNOのサービスが利用できるようになります。
MVNOはスマートフォンの月額料金がキャリアに比べると安い傾向にあるため、MVNOで提供されているSIMカードを指して格安SIMと呼ばれています。
ですので、『格安SIM = MVNO』という認識で問題ありません。

スマートフォンを安く購入する方法

ではここからスマートフォンを安く購入するための方法について説明をしていきたいと思います。
スマートフォンを安く購入するためのアプローチとして以下の2つのパターンが考えられます。

スマートフォンを安く買うためのアプローチ
  • キャリアと契約をし、本体代金を安くすませる
  • MVNOと契約し、月額費用を安くすませる

これらのパターンについて詳しく解説をしていきます。

キャリアと契約し、本体代金を安くすませる

キャリアと契約する場合はキャリアでスマートフォン本体を購入し、月額料金もキャリアで決められたプランを利用します。

キャリアでスマートフォンを購入する場合は本体代金が安くなるというメリットがあります。
契約方法には新規・MNP・機種変更の3種類がありますが、特に新規やMNPを利用するとスマートフォンの代金が安くなる傾向にあります。

というのも、どこのキャリアも新規のユーザを増やしたいため、新規契約者を優遇するキャンペーンを実施しているからです。

MVNOで格安SIMを契約し、月額費用を安くすませる

MVNOと契約する場合は月額料金はMVNOで提供されているSIMカードのプランですが、本体の購入先については特に決まりがありません。
例えば、iPhoneをmineoで運用する場合ですと、AppleでiPhoneを購入し、mineoのSIMカードのプランを契約するという感じになります。

MVNOではスマートフォン本体の代金がキャリアのようにより安くはならないのですが、月額料金が安いというメリットがあります。

【具体例】iPhoneを安く購入するための方法

では実際に具体的な金額をもとに説明をしていきたいと思います。

今回例としてあげるスマートフォンのスペックや前提条件は以下のようになっています。

シミュレーションの前提条件
  • iphone 7 Plus(128GB)
  • 通信量のプランは3GB
  • オプション(通話し放題)などはつけない
  • 2年間利用することを想定
  • 計算の簡略化のため、通話料金については考慮しない

金額を計算をするパターンは以下の2つです。

金額を計算をするパターン
  • docomoでMNP契約をし、なるべく安い月額利用のプランで運用(本体の安さ重視するケース)
  • Appleで本体を購入し、mineoで運用(月額料金の安さ重視するケース)

なお、金額やプランについては2019年1月現在のものとなっています。

docomoでMNP契約をし、なるべく安い月額利用のプランで運用

docomoでは契約金額のシミュレーションがWebサイト上でできるので、こちらを利用したいと思います。

docomoでMNP契約を利用すると、iphone 7 Plusは35,640円(税込)で購入できます。
月額料金は5,702円(税込)となりました。月額料金の内訳ですが、キャリア契約の基本料金に加えて、本体の割引特典を受けるためのパケットプランの利用料なども含まれています。

docomo料金シミュレーション

2年間利用したとすると、5,702円 x 24ヶ月 = 136,848円となります。
本体代金と合わせると、35,640円 + 13,6848円 = 172,488円が2年間でiphone 7 Plusにかかる金額となります。

Appleで本体を購入し、mineoで運用

Appleでiphone 7 Plus(128GB)を購入する場合、値段は81,864円(税込)となっています。

Apple『iphone 7 Plus 128GB シルバー』
Apple『iphone 7 Plus 128GB シルバー』

mineoのSIMカードは通話機能も備わっているデュアルタイプを利用します。
SIMカードのタイプについては安さ重視のためauプランを選択します。
mineoのデュアルタイプ(auプラン)の値段は基本データ容量3GBの場合1,630円(税込)です。

mineo『料金auプラン(Aプラン)』
mineo『料金auプラン(Aプラン)』

2年利用したとすると、1,630円 x 24ヶ月 = 39,120円となります。

本体代金と合わせると、81,864円 + 39,120円 = 120,984円が2年間でiphone 7 Plusにかかる金額となります。

結論: スマートフォンは格安SIMで運用したほうが安くなる

今回のシミュレーションの結果をまとめると以下のようになります。

契約先 キャリア MVNO
本体代金(円) 35,640 81,864
24ヶ月額料金(円) 136,848 39,120
合計(円) 172,488 120,984

結果として、今回の条件ですとMVNOと契約したほうがキャリアと契約したときよりも172,488円 – 120,984円 = 51,504円安いという結果になりました。

購入するスマートフォンや利用するプラン、月々の電話代などにより金額の差はあると思いますが、ほとんどの場合、MVNOで格安SIMを契約するケースの方が安くすみます。
特に、長くスマートフォンを使うほど月額料金の安い格安SIMでの運用のほうがお得になります。

余談: 中古スマートフォンと格安SIMを組み合わせればもっと安くなる

さらに安くスマートフォンを購入したいのであれば、『中古のスマートフォン x 格安SIM』という方法もあります。

ただし、MVNOはキャリアの通信回線を利用してサービスを提供しているため、利用できるSIMカードの種類が決まっています。
そのため、中古のキャリア端末を購入する場合はMVNOとの組み合わせに注意をする必要があります。

【格安SIM】スマートフォンのSIMフリー端末とキャリア端末ってどう違う?

2019年1月29日

なお、今回例に出てきたmineoはau、docomo、ソフトバンク全てのキャリアのスマートフォンを利用することが可能です。

まとめ

以上でスマートフォンを安く買うための方法、考え方の紹介を終わります。
今回説明したように、安さを重視するのであれば、『SIMフリーのスマートフォン x 格安SIM』の組み合わせがいいでしょう。

しかし、MVNOは『サポートがキャリアに比べると手薄』、『通信の混雑時に速度が安定しない』などのデメリットがあるのも事実です。

スマートフォンを利用するにあたり自分がなにを重視しているのかを考えた上で最適な運用方法を決めるのがいいと思います。

ちなみに、ぼくはAppleでiPhoneを購入し、mineoの格安SIMで運用をしております。
3年近くmineoを使っていますが回線の速度や安定性で不満に思ったことはないですし、mineo専用の質問コミュニティ(マイネ王)もあるので格安SIM初心者の方にもオススメです!

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