Udemy(ユーデミー)にPython/Djangoコースの決定版が登場!初心者にオススメ!

スキルアップ

こんにちは。仁科(@nishina555)です。

みなさんPythonは利用されていますか?
Pythonは機械学習の分野で利用されていたり、初学者にも馴染みやすい言語であるため注目されていますね。

Pythonでプログラミングの勉強を始めました!って人も多いのではないでしょうか。

Pythonは機械学習の分野で注目を浴びていますが、Webアプリケーションの開発現場でも利用されています。

WebアプリケーションはWebフレームワークと呼ばれるものを利用して開発される場合がほとんどで、Python用のWebフレームワークで有名なものにDjango(ジャンゴ)というものがあります。

ただ、Djangoの学習書籍やネット上での情報はまだそこまで充実していないんですよね。

そんな中、Udemy様のご厚意でDjangoが学べるプログラミング初心者でも安心、Python/Django入門講座というコースを受講させていただきました。

今回はコースを完了したので、レビューを書きたいと思います。

今回の記事は、以下のような方に向けた内容となっております。

以下のような人にオススメの記事です
  • Djangoについて知りたい!
  • Pythonを体系的に学習できるコンテンツが知りたい!
  • 機械学習を組み合わせたWebアプリを作りたい!
  • Webアプリケーションを公開するために必要なことを理解したい!

Udemyについて知らない方は以下の記事を参考にしてください。

Udemy(ユーデミー)の使い方は?お得な購入方法や勉強法を徹底解説

なお、自分のプログラミングスキルについては以下のようになっています

受講生(自分)のプログラミングスキル
  • Webエンジニア5年目
  • Pythonは学生時代に研究で利用していた
  • WebフレームワークはRuby on Railsを業務で利用
  • Djangoは全くの未経験

受講してみた感想

コースの詳細を説明する前にまずは受講してみた感想について話したいと思います。

いきなり結論です!

コースの感想
Djangoの学習者だけでなく、Webアプリケーションの仕組みを理解したい人やPythonの学習中の人にもおすすめ!
コースを受講することでDjangoでWebアプリを公開するまでのステップを学習することができる!

Webエンジニアの自分が受講しても学びが多く、充実したコースでした。
では、僕がコースをオススメする理由やコースの詳細について話をしていきたいと思います。

コースについて

コースのコンテンツは大きく分けると以下の4つに分かれます。

コースのコンテンツ
  • Python入門
  • HTML・CSS・Bootstrap4入門
  • Django入門
  • Django応用

Python入門

Pythonの基礎となる文法を解説を交えながら手を動かしていくハンズオン形式で学習します。
Pythonは2系ではなく、最新の3系で学習を行います

また、文法の学習以外にも、よく使う標準ライブラリーの紹介やPythonを使ったスクレイピングもコースに含まれています。

HTML・CSS・Bootstrap4入門

Webアプリケーションを作る上で必須となるHTML・CSSの学習をします。
HTML・CSSに加え、BootstrapというCSSフレームワークの学習も行います。

ソースコードを解説するだけでなく、Chromeデベロッパー・ツールを利用した学習方法や、Bootstrapの上手な活用方法などのノウハウもコース内容に含まれています。

デベロッパー・ツールを利用した学習方法の解説

Django入門

Djangoの開発環境を構築し、実際にDjangoを利用して以下の2つのアプリケーションを作成していきます。

Django入門で扱うWebアプリ
  • シンプルな日記帳
  • 社員管理システム

Webアプリケーションを作りながら、Djangoの仕組みについても学習をしていきます。

Django応用

より複雑な以下の3つのWebアプリケーションを作成していきます。

Django応用で扱うWebアプリ
  • シンプルなブログ
  • 動画投稿サイト
  • 手書き数字の判別アプリ

特に『手書き数字の判別アプリ』は機械学習を利用しているアプリになっているため、Pythonの特徴をうまく活用しているアプリとなっています。

また、Webアプリケーションを公開するための方法についても学習します。
具体的には実際にVPS(レンタルサーバーのようなもの)を借りてサーバー構築を行う手順の学習を行います。

VPSの設定方法の解説

『プログラミング初心者でも安心、Python/Django入門講座』のここがイイ!

ここまででコースの概要について説明します。
次に、実際にコースを受講してみてここがよかったと個人的に感じた部分について具体的に話をしたいと思います。

コンテンツが充実している

まず1番の特徴といってもいいのが圧倒的なコンテンツの量です。その時間なんと驚きの約17時間です。

コースのメインコンテンツはDjangoの学習です。

しかし、コースの概要からもわかるように、学習できる内容はたくさんあります。
軽くあげるだけでも以下のコンテンツがコースに含まれます。

コースで学べる内容(抜粋)
  • Python文法
  • スクレイピング
  • 機械学習
  • Djangoを使ったWebアプリケーション作成方法
  • HTML・CSS・Bootstrap
  • 開発者ツール(Chromeデベロパーツール)の利用方法
  • VPSを利用したWebアプリケーションの公開方法

・・・これは正直いい意味でやりすぎです笑
書籍だったら『Python文法』という項目だけで1冊が終わってしまいます。

もちろん、コンテンツによって内容の密度に差はありますが、たくさんのコンテンツを一度に学習できるのは大きなメリットです。

これだけのコンテンツが網羅されているため、Djangoを学習中の人だけでなく、Pythonをこれから学習しようと思っている人でもコースを通じてWebアプリケーションを公開するまでの手順を理解することができます。

また、コースで作成したWebアプリケーションのソースコードはダウンロードできるようになっています。 そのため、「正しくソースコードを書いているはずだけどなぜかうまくいかず学習が進まなかった」ということになる心配もいりません。

初心者でも安心の丁寧な解説

講師の滝澤成人さんは現役エンジニアとして活躍されているそうですが、現役エンジニアが初心者向けに講義を行うと『知っていることが前提で話を進めてしまう』という問題がよく起こります。

例えば、以下のような状況です。

現役エンジニア講師
ここでターミナル開きます。
生徒
え、ターミナルってなに?
現役エンジニア講師
次にcdします。
生徒
え、cdってなに?

しかし、このコースでは知っている前提で話を進めず、適宜説明をしてくれます。

自分もコースを受講して「え、そんなとこまで解説するのか!」となんども驚かされるくらい丁寧でした。

また、わかりにくい点はスライドを利用して解説をしてくれます。

スライドを利用した解説

さらに、MacユーザーだけでなくWindowsユーザーに向けた解説や動画もあるのが良い点です。
プログラミングの学習の場合、Macで開発することが前提で話が進むことも多いのですが、このコースではきちんとWindowsユーザーのための解説もされています。

Windows環境での解説付き

現役Pythonエンジニアだからこそ説明できる解説

「ここでxxxと打ちます。次にxxxxと打ちます」というようにソースコードを単調に説明するコースも多々あります。

しかし、このコースでは現在主流とされている一般的なコーディング作法だったりPythonエンジニアとしての経験談だったりを交えながら解説があります。

また、『とりあえず知っておけばいい程度なのか、よく使われるのでちゃんと理解するべきなのか』などコンテンツの重要度を業務の経験に基づいて話してくれるので参考になりました。
特に、初心者だと、なにがどれだけ重要なのかわからないのでこういった指針があるとありがたいですね。

いい意味で余談を聞けるという点は書籍では経験できない動画学習ならではのメリットです。

そのほかにも、エラーが出てしまった時のエラーログの見方など、書籍では学びにくい部分の解説もあったため非常に参考になりました。

エラー画面の解説

特に初心者の場合、エラーの解決方法がわからないという人が多いと思うので、動画による解説は参考になる点が多いはずです。

『プログラミング初心者でも安心、Python/Django入門講座』で気になったところ

では次にコースを受けてみて少し気になった部分について話をしてみたいと思います。

開発環境はそこまでモダンではない

開発環境ですが、エディタにはbusyという軽量で簡易的なものを利用しています。
busyのインストール手順については解説動画があるので、知らなくても大丈夫です。

しかし、今であればAtomやVSCodeのエディタが主流ですし、Lintなどを導入して自動で構文チェックができるようにするのがモダンな開発環境です。

このコースは初心者向けとなっているため、あえてシンプルな開発環境にしたのかと思いますが、モダンな開発環境に関する話がなかったのは少しさみしかったです。

実践的なWebアプリケーションを作るにはさらなる勉強が必要

今回のDjangoで作るアプリケーションは以下の5つです。

コースで扱うWebアプリケーション
  • シンプルな日記帳
  • 社員管理システム
  • シンプルなブログ
  • 動画投稿サイト
  • 手書き数字の判別アプリ

コースで5つもサンプルアプリがあり、コンテンツが充実していることに間違いはありません。
特に、機械学習を組み合わせたWebアプリケーションはPythonの特徴を活用したいいサンプルです。

しかし、あくまで初学者対象のため、外部APIの利用やテストコードなどは学習の対象外となっており、位置づけとしてはチュートリアルです。

個人サービスなどの実践的なWebアプリケーションを作りたいのであれば、さらなる学習をする必要があります。

まとめ

今回は様々な観点で『プログラミング初心者でも安心、Python/Django入門講座』レビューをさせていただきました。

色々な話をしましたが、今回受講したコースはとても満足しています。

Djangoはまだドキュメントが少ない印象があるので、今回のコースは数少ないDjangoの基礎が学べる良質なチュートリアル教材です。

Pythonを始めたばかりの人、Djangoを学習している人にぜひオススメとなっております。

今回紹介したコースは以下のリンクから確認できます。
また、Udemyでは定期的にキャンペーン割引を行なっているので今回紹介したコースが割引になっているかもぜひチェックしてみてください。