【経験談】モバイルディスプレイとiPad、外付けディスプレイ徹底比較!

Mac

モバイルディスプレイとiPad、外付けディスプレイにするなら断然・・・iPadです!

こんにちは。外付けディスプレイに今まで10万使った(!!)仁科(@nishina555)です。

皆さんは外出先でパソコンを使う機会はありますか?
自分は自宅だとだらけてしまうタイプなので、よく外でパソコンをすることが多いです。

職場や自宅ではモニターを複数台用意して作業をしているので、その環境に慣れているとモニター1つだと結構不便に感じるんですよね。

そんな不便さを解消するのがモバイルディスプレイですね!
外出先での作業が多い方でモバイルディスプレイの購入を検討している人は結構いるのでは無いでしょうか?

ちなみに、外出先でも外付けディスプレイを用意する方法はモバイルディスプレイの他にアプリを利用してタブレットをモニター化する方法があります。

  • 「ノートパソコンのモニターだけだと足りないからもう1つモニターが欲しいなー」
  • 「モバイルディスプレイ買いたいんだけど、どれがいいのかなー」
  • 「iPadもモニターになるらしいけどモバイルディスプレイと比べてどうなのかなー」

今日はこのような疑問に、経験談をもとに答えていきたいと思います。

iPadでなくてもAndroidタブレットやWindowsタブレットも外付けディスプレイとして利用することができますが、どのOSのタブレットを選択するかという議論は今回の話の対象外とします。

iPadを外付けディスプレイ化した今の環境

iPadを外付けディスプレイとして利用している今の環境は以下のような感じになっています。

iPadを外付けディスプレイにするにはDuet Displayというアプリを利用します。
類似アプリはいくつかありますが、一番有名で評判もよかったのでDuet Displayを利用しています。
自分のPCはMacですが、Duet DisplayはWindowsのPCも対応しているのでWindows PC + iPadという組み合わせも可能です。

Duet Display

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Duet Displayを利用したiPadのモニターするにはまずiPadとPCを接続し、Duet Displayを起動します。

Duet Displayを選択すると以下のような画面になり、PCの認識が始まります。
正しく認識されるとiPadがモニターとして利用できます。

自分が利用しているiPadは2017年の春モデル、いわゆる無印と呼ばれているiPadを使っています。

iPadのカバーはこちらを利用しています。

こちらのカバーは折りたたむと横向きのスタンドとしても利用できます。
モニターとして利用する場合は横向きで置く場合が多いと思うので都合がいいですね。

カバーだけでもスタンドとして十分利用できるのですが、モニターの角度に自由度をつけたい場合は以下のようなスタンドを別途購入するのをオススメします。

長時間作業していると姿勢を色々変えるので、モニターの角度が変えられるのは結構便利です。

モバイルディスプレイについて

では、本題であるモバイルディスプレイよりもiPadを外付けディスプレイがいいという話をする前にまずはそもそもモバイルディスプレイとは何か?という点について説明をしようと思います。

モバイルディスプレイとは名前の通りですが持ち運びができる外付け用のモニターです。

USB・HDMI・VGAなど端子の違いなどはありますが、パソコンとケーブル接続することでモバイルディスプレイは利用できます。

電源に関してはパソコンに接続することで電源が給電されるタイプモバイルディスプレイ自身にバッテリーが存在するタイプなどがあります。

モバイルディスプレイで有名なのはASUSの商品ではないでしょうか。
画質がキレイで薄いですし、ケーブル接続するだけで簡単にモニターとして利用できる手軽さが人気です。

ちなみに僕もASUSのモバイルディスプレイを愛用していました。
実際に使用していたことのある商品は以下のMB168B+という商品です。

最新のASUSのモバイルディスプレイは以下のMB16ACという商品ですね。

モバイルディスプレイは性質上モニターが丸見えの状態になっているので基本的には専用ケースなどに入れて持ち運びをします。

モバイルディスプレイとiPadの比較

では、先ほど挙げたASUSとiPadの2017年春モデル(WiFiタイプ)を例にとりスペックを比較をしたいと思います。
ASUSは最新のもの(MB16AC)と一世代前のもの(MB168B+)、iPadは32GBと128GBのものも比較対象に入れています。

 比較軸  ASUS(MB168B+)  ASUS(MB16AC) iPad(32GB) iPad(128GB)
 サイズ(インチ)  15.6  15.6  9.7  9.7
 値段(円)  33,264  39,744  40,824  52,704
 解像度(ピクセル)  1920×1080  1920×1080  2048×1536  2048×1536
 重さ(g)  約800  約800  約470  約470

参考 ASUS公式HP, Apple公式HP

表からもわかるように、モバイルディスプレイはモニターに特化しているものなのでiPadよりも安くさらにサイズも大きいですね。
iPadの場合はモニターとして利用するのであれば、本体代金に加えてDuet Display(1200円)も買う必要があります。

モバイルディスプレイの方がいいのではないか?と思うかもしれませんが、これから僕がiPadをおすすめする理由を説明したいと思います。

iPadがいいと思う点

ケーブルの接触不良が起きにくい

僕が1番強調したい点です!!これはiPadのいい点でもありモバイルディスプレイの悪い点でもありますが、ケーブルの接続強度は本当に重要です!

モバイルディスプレイもiPadもパソコンとケーブル接続することで外付けモニターになります。

自分の経験を元に話をすると、モバイルディスプレイはこの接触部分がかなーり弱いんですよね。。

ケーブルが壊れたのであれば新しいケーブルを買えば済むのですが、モバイルディスプレイ本体の部分が接触不良になってしまうともう使い物にならないんですよね。。
そしてこれが今まで10万円も使った原因でもあります。

今までモバイルディスプレイは2台購入しているのですが、両方とも同じ接触不良が原因で1年くらいで壊れています。

1台目だけ接触不良が原因で壊れたのであれば自分の使い方に問題があったで済むのですが、2台連続で同じ原因となるとモバイルディスプレイの接続部分の弱いのは否めなさそうです。

一方、iPadの接続部分はそもそも充電する場所ということもありiPhoneからも分かるようにしっかりとした作りになっています。
今のところiPadだと問題なく使えています。

無線でiPadに接続できるアプリもあるので、それを利用すればケーブル接続の必要はありません。しかし遅延が気になるという評判もあるので無線接続でのアプリについてはここでは紹介しません。

外付けディスプレイ以外にも使える

モバイルディスプレイはその名の通りディスプレイとしての役割しかありません。
仮に接触不良などでディスプレイとしての役割も果たせなくなったら使い道がなくなってしまうんですよね。。

しかし、iPadはディスプレイ以外にも使い道はたくさんあります。

外付けディスプレイを利用する時は電車移動をだいたいすると思うのですがiPadがあれば例えば電子書籍で読書などもできます。

電子書籍を読む習慣は自分にはなかったのですがiPadを買ってからは結構電子書籍で読書をするようになりました。

収納がコンパクト

iPadはモバイルディスプレイに比べてコンパクトに収納できるので持ち運びが楽です。

モバイルディスプレイもディスプレイ自身はiPadと同じくらいの薄いさです。

しかし、モバイルディスプレイはカバーにしまうとそれなりに厚みが出てしまうんですよね。 一方iPadはカバーの厚みはほどんどないので非常にコンパクトになります。

あまり差がないような気もしますが、リュックなどに入れて持ち運ぶことを考えるとこの差は結構大きいです。

購入前に自分が思ったiPadをモバイルディスプレイにする懸念点

ディスプレイにするには少し小さいかもしれない

やはりせっかく買うならモニターのサイズは大きい方がいい!

僕もそう思いました。モバイルディスプレイからiPadに買い換えるときにサイズが小さかったらどうしよう。。という不安がありました。

確かに並べてみると結構大きさに差がある感じがしますね。

しかし、自分は外付けディスプレイで「動画視聴」「検索」「文章作成」などを行なっていますが、そのようなことを行う上ではiPadの大きさで全然問題ないです。

Duet Displayの動作が鈍そう

iPadを外付けディスプレイにする方法を説明している記事はいくつかありますが

「Duet Displayで接続すると遅延が発生して作業しにくい」

という評判を聞いたことがあり、その点が心配でした。

しかし、実際に使っていますが「言われてみれば遅れてるかな?」程度で遅延は全然感じないです。

口で言ってもわかりにくので動画を紹介したいと思います。
以下の動画をみていただければサクサク動いているのがわかると思います。
特に0:50、1:50あたりをみていただければと思います。

iPadは自分にとってそこまで必要ないかもしれない

モバイルディスプレイでさえ高いのにそれよりさらに高いiPadは自分にとってはオーバースペックではないかという気持ちがありました。

ただ先ほど少し話しましたが、外出先でパソコン作業して帰りの電車はiPadで電子書籍を読むという感じでiPadを有効活用してます。

まとめ

今回は外付けディスプレイとしてモバイルディスプレイがいいかiPadがいいかを体験談をもとに説明をしました。

モニターを複数台利用すると約40%近く生産性が向上したという話も研究結果も出ています。

モバイルディスプレイやiPadは室内で使うモニターに比べて価格が高いですが、生産性が上がるのであれば十分購入するに値するものだと思っています。

モバイルディスプレイとiPadの両方を自分は外付けモニターとして利用してきたので、どちらを購入しようか検討している方の参考になればと思います!

では快適なパソコンライフを!

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