こんにちは。Enjoy IT Life管理人の仁科(@nishina555)です。
格安SIMでスマートフォンを運用すると月額料金が安くすむので格安SIMを利用している、もしくはしようとしている人は多いのではないでしょうか。
SIMフリーという言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、SIMフリー端末であれば格安SIMで運用することができます。しかし、スマートフォンにはSIMフリー端末以外にキャリア(au、docomo、ソフトバンク)と契約して購入するキャリア端末と呼ばれるものも存在します。
キャリアのスマートフォンでも格安SIMが利用できるの?と気になる方も多いのではないでしょうか。そこで今回はスマートフォンのSIMフリー端末とキャリア端末の違いについて説明をしたいと思います。
目次
SIMカードはスマートフォンの利用者を識別するためのもの
まずはSIMカードについて説明をしたいと思います。
SIMカードとは電話番号や契約者情報が記録されている、スマートフォンの身分証明書のようなものです。
SIMカードをスマートフォンに挿すことで通話をしたり、モバイル回線でインターネットを利用したりできます。
SIMカードの情報をみれば『どこの誰がどのキャリアを利用しているか』などがわかります。
キャリア端末とSIMフリー端末の違いは『利用できるSIMカードの種類に制限があるかどうか』
スマートフォンにSIMカードを差し込むことで通信回線を利用することができます。
キャリアはそれぞれ独自の通信回線を持っているわけですが、スマートフォンがどの通信回線を利用するかはSIMカードによって判別されます。
キャリアで提供されるスマートフォンはそのキャリアの通信回線を利用します。そのため、他のキャリアのSIMカードを利用することができません。
このように、利用できるSIMカードのキャリアが制限されていることをSIMロックといい、SIMロックのかかったスマートフォンのことをSIMロック端末と呼びます。
つまり、キャリア端末とは特定のSIMカードしか利用できない制限のかかったスマートフォンのことをいいます。
一方、SIMフリー端末とは利用できるSIMカードの制限がない、つまりSIMロックのかかっていないスマートフォンのことをいいます。
キャリア端末とSIMフリー端末の違いについて
キャリアのスマートフォンでも条件があえば格安SIMは利用できる
格安SIMを提供しているMVNOは独自で通信回線を持たず、キャリアの通信回線を借りることでサービスを運営している企業です。
そのため、MVNOがどのキャリアの通信回線を利用しているかによって利用できるSIMカードのタイプが決まります
キャリアとMVNOの概要
例えば、DMM mobileの場合はdocomoのSIMカードしか利用できません。1
これは、DMM mobileがNTTドコモの通信回線を借りてサービスを行なっていることが関係しています。
ですので、DMM mobileの格安SIMを利用したいのであれば、SIMフリー端末、もしくはdocomoのキャリア端末である必要があります。
もし、中古のスマートフォンと格安SIMを組み合わせて使う場合は格安SIMに対応したキャリアの中古品を購入しましょう。
まとめ
以上でキャリア端末とSIMフリー端末の違いについて説明を終わります。
なお、スマートフォンを安く運用するのであれば『SIMフリー端末 x 格安SIM』の組み合わせがオススメです。
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