既存テーマはイケてない!?Keynoteでテーマ(テンプレート)を自作してみよう!

Mac

こんにちは。Enjoy IT Life管理人の仁科(@nishina555)です。

今回はKeynoteに関するお話です。
Keynoteはご存知の通り、Macで利用できるスライド作成用のアプリケーションです。

ぼくの職業はエンジニアなのですが、エンジニア界隈では勉強会がよく開催されており、プレゼン資料を作る機会が非常に多いです。
そのため、ぼくにとってKeynoteは馴染み深いアプリケーションです。

そんなKeynoteですが、みなさんはスライドのテーマはどうしていますでしょうか?
既存のテーマを利用している人もいるでしょうし、ネットで配布されている無料のテーマを利用している人もいると思います。
例えば、エンジニアの勉強会だとAzusaというテーマがよく使われている印象です。

正直、Keynoteにデフォルトで入っているテーマはフォントや行頭記号(箇条書きの点)があまりイケていません。ですので、人によっては自分でテーマをカスタマイズしたいと思う人もいると思います。
ぼくも自分にしっくりくるテーマがなかったので自作をしました。

そこで今回はKeynoteのテーマを自作する方法について紹介したいと思います。

なお、ここで利用するKeynoteのバージョンは8.3となっています。

テーマの編集はマスタースライドで行う

Keynoteのテーマはマスタースライドと呼ばれるスライドで管理しています。
マスタースライドを編集することでオリジナルのスライドのテーマを作成することができます。

マスタースライドは『表示→マスタースライドを編集』をクリックすることで表示できます。

マスタースライドを編集

もしくは、『フォーマット→マスタースライドを編集』で開くことができます。

フォーマットからマスタースライドを編集

以下のような画面がマスタースライドの編集画面となっています。

マスタースライド編集画面

なお、マスタースライドの編集を終わるには右下の『終了』を押します。

マスタースライドを終了する

マスタースライドの内容を自作テーマとして呼び出せるようにする

マスタースライドを編集したらテーマを保存し、実際にKeynoteで利用できるようにしましょう。

『ファイル→テーマを保存』を選択します。

テーマを保存

すると、『保存』と『テーマセレクタに追加』の2つのパターンから選べます。

テーマの保存方法の選択

『保存』と『テーマセレクタに追加』の違いがわかりにくいので詳しく紹介したいと思います。

『テーマセレクタに追加』で自作テーマとしてKeynoteから呼び出せる

テーマセレクタに追加を押すと、Keynoteの『マイテーマ』に追加され、Keynoteから自作テーマを呼び出せるようになります。

マイテーマ画面

自作テーマをさらに編集したい場合は、『マイテーマ』に保存された自作テーマを開き、そのマスタースライドを編集・保存すればOKです。

『保存』で自作テーマをファイルで管理できる

保存を選択した場合、Keynoteのテーマファイルとして自作テーマが保存されます。

テーマファイルとして保存される

保存されたテーマを開くと『新規プレゼンテーション』か『テーマセレクタに追加』が選べます。

テーマファイルを開いたときのポップアップ

保存を押した場合も結局テーマセレクタに追加されるように促されます。

自作テーマを配布する場合や、自作テーマをファイルで管理したい場合などはテーマを保存しておくといいいでしょう。
もしくは、自作テーマを頻繁に更新する場合はファイルで管理した方が上書き保存で簡単に更新できるので、テーマファイルとして保存しておくとよいでしょう。

まとめ

今回はKeynoteでテーマを自作する方法について紹介をしました。

なお、テーマを自作する際はデザインの原則やスライド作りのルールを知っておくとよりよいものが作れます。
スライドを作る際に参考となる文献などは以下の記事で紹介していますので、興味のある方はご覧になってください。

【無料】わかりやすくてイケてるデザインのスライド作りにオススメな参考本・リンクまとめ

今回のまとめ
  • Keynoteの自作テーマはマスタースライドを編集することで作れる
  • マスタースライドの内容をマイテーマに追加することでKeynoteから自作テーマとして呼び出せる
  • テーマファイルとして自作テーマを保存しておけば配布や更新が容易にできる

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